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コンバージョンを高めるCTAのベストプラクティス8選(チェックリストおよびパワーワード一覧付き)

コンバージョン率最適化と成長
[Visual] Stock - Website readability

ウェブサイトのトラフィックが増加しているということは、SEOやペイドソーシャル広告など、トラフィック獲得施策が実を結び始めている証拠です。しかし、それはカスタマージャーニーの始まりに過ぎません。次のステップは、獲得したトラフィックをより多くのリード(見込み客)、あるいは顧客へと転換(コンバージョン)させることです。

ここで重要になるのがCTA(Call to Action:行動喚起)です。効果的なCTAは、ウェブのコンバージョンを劇的に改善します。まだCTAを活用していない方や、より効果的な活用方法を知りたい方にとって、本ガイドは必ずお役に立つはずです。

まずCTAについて考える

ウェブサイトやウェブページを設計する際は、訪問者が具体的な行動を起こすように導く必要があります。最終的な目標がメールマガジンの登録数増加であれ、商談の獲得であれ、それを実現するためのCTAが不可欠です。

ウェブへの訪問者は、情報やインスピレーション、あるいはエンターテインメントを求めてやって来ます。目的を果たせば、次のステップへと導かない限り、そのまま離脱してしまいます。ページにCTAを配置することで、訪問者が進むべき意図的な導線を構築できます。

CTAは以下のような様々な成果に貢献します。

  • ボタンやリンクのクリック率(CTR)の向上

  • メール購読者リストの拡大

  • 動画視聴数の増加

  • ホワイトペーパーやガイドのダウンロード数の増加

  • 営業への問い合わせ数の増加

  • 製品やサービスの売上拡大

ただし、これらはCTAの適切なコピーライティング、デザイン、そして配置方法を理解していてこそ実現できるものです。ここからは、CTAのコンバージョン率を向上させるためのベストプラクティスを見ていきましょう。

なぜ訪問者がコンバージョンしないのか、その理由とは?

Contentsquareを活用することで、訪問者の購買行動を妨げているフリクションを正確に可視化できます。推測ではなく、実際のインサイトに基づいたウェブの改善施策を実行することで、コンバージョン率の確実な向上を実現します。

コンバージョンを高める8つのベストプラクティス

効果的なCTAを作成するための魔法の方程式はありません。自社のオーディエンスにとって何が最適かを見極めるには、継続的なテストが必要です。しかし、以下のベストプラクティスは、最適なバランスを見つけるための道しるべとなるはずです。

1. CTAの視認性を高める

CTAが周囲のコンテンツと同化してしまうと、訪問者に見過ごされてしまいます。大半のユーザーはウェブページを隅々まで読むわけではないため、配置、色、フォントサイズを工夫し、CTAの視認性を高めることが極めて重要です。

コンテンツの中央にCTAを埋め込んでしまうのは、よくある失敗の一つです。代わりに、多くの人の目に留まるページの冒頭や末尾に配置しましょう。また、余白を十分に設け、テキストの塊にCTAボタンやリンクが埋もれないように配慮してください。

2. 目を引くCTAボタンの色を採用する

CTAの色は、サイト上の他のテキストから際立たせる必要があります。赤、黄、緑、青、オレンジ、紫など、鮮やかで大胆な色を使用し、視線を集めてクリックを促進しましょう。

異なるフォント、サイズ、文字装飾(太字、下線、斜体)を活用するのも効果的ですが、サイトの雰囲気を損なわないよう、全体のデザインと調和させる必要があります。目標はあくまで「CTAを見つけやすくすること」です。アクセシビリティを確保するため、様々なデバイスや画面サイズでのテストも忘れずに行ってください。

3. 設置するCTAは1つに絞る

「eブックのダウンロード」「無料トライアルの登録」「面談予約」など、訪問者に一度に多くの行動を要求しすぎないようにしましょう。選択肢が多すぎるとユーザーを混乱させてフリクションを生み、コンバージョンの低下を招きます。

代わりに、単一のCTAを選択し、訪問者が何をすべきかを明確にします。複数の目標がある場合は、それぞれの目標に合わせて個別のブログ記事やランディングページを作成し、適切にセグメント化して誘導してください。

4. CTAは短く簡潔に保つ

長々としたCTAは訪問者を混乱させ、離脱を招く恐れがあります。ターゲット層に合わせて具体性を持たせようとすると長くなりがちですが、目標はCTAを2〜5語程度に収めることです(例:「無料eブックを入手」)。「ここをクリック」といった曖昧な表現は避け、クリック後に何が起こるのかを明確に伝えてください。

5. 複数のセクションにCTAを配置する

スクロールの速度や深さはユーザーによって異なるため、ページの上部にしかないCTAは見逃される可能性があります。同じCTAをページの複数箇所に配置することで、視認性を高められます。

まずは、ファーストビュー(スクロールせずに表示される領域)、ページの中央、そして末尾の近くに追加してみましょう。短いブログ記事であれば、上部と下部に1つずつ配置することで、斜め読みする読者とじっくり読む読者の両方をカバーできます。

6. CTAの前にサポートテキストを追加する

クリックを後押しするための「動機付け」を必要とするユーザーもいます。CTAの周辺に文脈を加えることで、クリックする正当な理由を提供できます。たとえば、メールマガジン登録のCTAであれば、自社が解決できる顧客の課題やメリットについて1〜2行の説明を添えると効果的です。

7. ソーシャルプルーフを活用する

信頼を構築するために、CTAの付近に既存顧客によるソーシャルプルーフ(社会的証明)を含めましょう。SNSのスクリーンショット、レビュー、動画によるお客様の声などが有効です。ページ上で直接閲覧できるように配置し、ユーザーのコンバージョンへの障壁を最小限に抑えてください。

8. 説得力のあるコピーを執筆する

CTAのテキストは、ターゲット顧客の課題や懸念事項に直接語りかけるものであるべきです。「今すぐ購入」といったありきたりな表現ではなく、「苦労して稼いだお金の無駄をなくす」や「今すぐ節税を始める」といった、より具体的なCTAを使用します。

HubSpotのレポートによると、パーソナライズされたCTAは、そうでないCTAに比べてコンバージョン率が202%高いことが示されています。オーディエンスの職種や課題に合わせた具体的な言葉を使用してください。

テストによるパフォーマンス測定

CTAのベストプラクティスを実装した後は、その効果を測定する段階です。それを確かめる最良の方法は、CTAのA/Bテストを実施することです。

ボタンの色、コピー、あるいはCTAの前のテキストなど、変更を加える要素を1つ選びます。オリジナルと比較してどちらが優れた成果を出すかを確認し、最も成果の高い変更を特定します。CTAの効果測定を怠ると、リード獲得や売上拡大の好機を失うリスクがあります。A/Bテストをマーケティングの定常業務に組み込みましょう。

トップブランドに学ぶ4つのCTA事例

成功しているB2Bブランドの手法から学ぶことは非常に効果的です。

1. Evernote:大胆な色使いと魅力的な言葉

[Visual] Evernote CTA
参照:Evernote

ホームページを開くと、「無料」というパワーワードを含む大胆な緑色のCTAボタンが目に飛び込んできます。

2. BuzzSumo:CTA前の説得力のある文脈

[Visual] Buzzsumo CTA
参照:Buzzsumo

「わずか1クリック」で競合調査を実行できるという手軽さをアピールしつつ、競合他社の成功と失敗を学べるという中核的なメリットをボタンの直上で強調しています。

3. Buffer:ソーシャルプルーフを伴うCTA

[Visual] Buffer CTA
参照:Buffer

ブログ記事の中盤で、コントラストの効いた大きなグラフィックを用いてニュースレターを宣伝しています。特定のオーディエンス(小規模ビジネスのオーナーなど)に語りかけ、ソーシャルプルーフも組み込まれています。

4. HubSpot:1つのオファーに対して複数のCTAを配置

HubSpotは、自社のオーディエンスに対して無償のリソースを積極的に提供していることで知られています。同社のブログでは、無料でダウンロード可能なテンプレートやチェックリストを付属した記事が数百本も公開されています。今回取り上げるソーシャルメディアカレンダーの作成に関する記事でも、無料のテンプレートが用意されています。この記事の冒頭では2つの異なる場所にCTAが配置されており、1つは鮮やかなオレンジ色のボタンとして、もう1つは最初の段落直下にテキスト形式で設置されています。

[Visual] Hubspot CTA 1
参照:HubSpot

オレンジ色のボタンを見逃してしまったとしても、「無料」という言葉を指し示す矢印が添えられた大きな青いテキストが、ユーザーの視線を確実に捉えるよう設計されています。

[Visual] Hubspot CTA 2
参照:HubSpot

さらにページをスクロールして読み進めていくと、以下のようなCTAも追加で配置されています。

[Visual] Hubspot CTA 3
参照:HubSpot

それぞれのCTAが独自のフォーマットを採用している点にご注目ください。1つ目はクリック可能なボタン、2つ目はテキストリンク、そして3つ目はテキストとは異なる背景色を持たせたデザインとなっています。このようにCTAの形式に変化を持たせることで、ユーザーの多様な好みや閲覧スタイルに合わせて、効果的に注意を惹きつけることができます。

Contentsquareを活用したCTAパフォーマンスの監視

CTAのパフォーマンスをトラッキングする際、Contentsquareはプロセスを劇的に簡素化します。

[Guides] [Mobile Analytics] [Mobile App Analytics] Zone example

ヒートマップを利用すれば、ページ内で最もクリックされているエリアを瞬時に特定できます。さらに、ゾーンベースのヒートマップを使用すれば、CTAに収益などの金額的価値を直接割り当てることができるため、どのCTAが最もビジネスインパクト(収益)に貢献しているかを定量的に把握し、優先順位付けの判断材料にすることが可能です。

Visual - zone based heatmaps
ゾーンベースのヒートマップはサイトのCTAの様々な指標(収益など)を明らかにします。

付録:CTAベストプラクティス・チェックリストとパワーワード集

コンバージョン率を最大化するために、以下の要素をテスト・調整の指標としてご活用ください。

チェックリスト:CTAのベストプラクティス

CTAのコピー

  • 明確でシンプルなテキスト:専門用語を避け、アクションの対価を短く明確にする(例:「メールコンバージョンを増やす方法を学ぶ」)。

  • 文脈によるヒント:CTAの前に1〜2文を追加し、メリットの提示と懸念事項の払拭を行う。

  • パーソナライゼーション:特定のターゲット層に直接語りかける(例:営業担当者向け「30日以内に成約スピードを50%アップ」)。

  • ソーシャルプルーフ:満足している顧客の評価や事例を追加する。

  • パワーワード: 「無料」や「期間限定」など、行動を促す言葉を取り入れる。

CTAのデザイン

  • フォントスタイル:フォントの変更、サイズの拡大、目立つ色(青、オレンジなど)の使用により際立たせる。

  • ボタンスタイル:テキストリンクだけでなくボタンを使用し、視覚的なクリック要素であることを強調する。

  • グラフィック: CTA全体をバナー化し、ページ内で確実な存在感を持たせる。

  • 画像:プロダクトのUIや人物の写真を添え、斜め読みするユーザーの視線を止める。

CTAの配置

  • ファーストビュー:ページを開いて最初に目に入る位置に配置し、離脱前にオファーの存在を確実に伝える。

  • コンテンツの中間:ページの半分付近、または最も重要なインサイトを提供するセクションの直後に配置する。

  • コンテンツの末尾:記事を読み終えたユーザーを確実に次のアクションへと誘導する。

  • 複数箇所の配置:テキストボリュームに応じて、適切な頻度で自然にCTAを差し込む。

CTAで活用すべきパワーワード一覧

B2Bのコンテキストにおいて、訪問者の感情を動かし、フリクションを取り除くために有効なパワーワードの例です。

  • 新規性・発見:最新 / 革新的 / インサイト / 発見 / 劇的な / トレンド

  • 権威性・信頼:裏付けのある / 専門家 / 実証済み / 完全版ガイド / プロフェッショナル仕様 / 調査結果

  • お得感・賢明さ:無料 / 費用対効果の高い / 限定 / 特典 / ROIの最大化

  • 手軽さ・即効性:迅速 / 今すぐ / ステップバイステップ / 最小限の労力で / 網羅的な

  • 課題解決(安全性):リスク回避 / 警告 / 確実な / 失敗しないための / 乗り切る

なぜ訪問者がコンバージョンしないのか、その理由とは?

Contentsquareを活用することで、訪問者の購買行動を妨げているフリクションを正確に可視化できます。推測ではなく、実際のインサイトに基づいたウェブの改善施策を実行することで、コンバージョン率の確実な向上を実現します。

Author - Dana Nicole
Dana Nicole
コピーライター

Danaは、ブログ記事やランディングページなどのコンテンツ制作に深い専門知識を持つコピーライティングスペシャリストです。組織を市場における明確な第一選択肢として位置づけるコンテンツ作りを得意としています。マーケティングを専攻したビジネス管理学の学士号を取得しており、B2Bの主要ブランドのトラフィック増加とコンバージョン向上を支援してきた10年以上の経験を持ちます。また、1,000人以上の起業家に説得力のあるコピーライティングの技術を指導してきた経験から、オーディエンスに響くものと成果をもたらす要素について独自のインサイトを持っています。

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