ユーザーが突然ウェブサイトから離脱した場合、その理由を理解できていますか?
探しているものが見つからないにせよ、単に見たものが気に入らないにせよ、ユーザーをウェブサイトに長く留まらせる秘訣を解き明かすには、直帰率という重要な指標を理解することから始まります。
サイトの直帰率は、デジタルマーケティングとコンテンツマーケティングのどこに重点を置くべきかをピンポイントで特定するのに役立ちます。
定性的な行動分析と組み合わせることで、ウェブサイト上で何がうまくいっていて、何がうまくいっていないのかを理解することができ、ページ訪問とユーザーエンゲージメントの両方を高めることができます。
直帰率の意味、計算方法、そしてユーザーを惹きつけるサイトを作るための直帰率の活用方法についてご説明します。
直帰率とは何か?
ウェブサイトの直帰率は、サイトの同じページで始まり、同じページで終わったユーザーセッションの割合です。
直帰率の例として、訪問者があるページにたどり着いた後、CTAボタンをクリックしたり、別のページに移動したりといったインタラクションをせずにすぐに去ってしまうことがあります。これが直帰であり、貴社のウェブサイトの直帰率を増加させます。
直帰率の計算方法
ページの直帰率を決定するには、直帰数(エンゲージされていない単一ページのセッションとしても知られています)を総セッション数で割ります。
直帰率=単一ページのセッション数/総セッション数
例えば、100人のユーザーが貴社サイトのトップページにアクセスし(総セッション数)、そのうち5人がサイト内でアクションを起こしたり、他のページへ移動したりすることなく終了した場合(シングルページセッション)、トップページの直帰率は5%となります。
直帰率はウェブサイトのパフォーマンスを測る指標の一つに過ぎないことを忘れないでください。サイト滞在時間、エンゲージメント率、コンバージョン率など他の指標にも目を向け、ユーザー行動などの定性データも分析に含め、ユーザーがサイトとどのように関わり、なぜその行動を取ったのかを理解しましょう。
Google Analyticsが直帰率を計算する方法
Google Analytics 4 (GA4)では、直帰率は、ウェブサイトやアプリでエンゲージされなかったセッションの割合を測定する指標として再定義されました。
セッションがエンゲージされたとみなされるには、10秒以上続くか、コンバージョンイベントが発生するか、2回目のページビューまたはスクリーンビューが含まれる必要があります。この条件を満たさない場合は「直帰」とみなされます。
GA4がどのように直帰率を計算するのか、それが貴社のウェブサイトにとって何を意味するのかを知りたい場合、より高い直帰率を調査する方法について詳しく知りたい場合は、Google Analytics用語集の「bounces and bounce rate」エントリー(英語)をご覧ください。
良い直帰率とは?
一般的に、直帰率が40%以下であれば良いとされ、55%以上であれば高いと判断されます。 これは、ユーザーにとって現在機能していないものに対処する必要があることを示しているのかもしれません。
直帰率は低いに越したことはありませんが、適切な直帰率は業界によって異なることを覚えておくことが重要です。デジタルエクスペリエンス・ベンチマークレポートでベンチマークを確認し、季節性、ページタイプ、トラフィックソースなど他の要因も考慮に入れることを忘れないでください。
そうすれば、見ている数字が、貴社の業界の基準に比べて客観的に良いか悪いかを知ることができます。
![[Visual] 2025 Digital Experience Benchmarks - Bounce rates by channel](http://images.ctfassets.net/gwbpo1m641r7/36LkKUIiLSDtXwPEpBu91j/fabbffae91b7bd413b6d754edb6e4604/contentsquare__bounce-rates-by-channels_all-industries.png?w=3840&q=100&fit=fill&fm=avif)
コンバージョンの阻害要因を特定しましょう。
購買意欲の高い買い物客が購入を完了する前に離脱しています。短いインタラクティブツアー(英語)で、何が邪魔をしているのかを明らかにしましょう。
直帰率を理解する方法
高い直帰率とは何か、おわかりいただけたでしょうか。では、実際には直帰率改善として何ができるでしょうか?
直帰率が高いか低いかは、ある一定の数のユーザーが貴社ウェブページに着地し、それ以上進むことなくサイトを去ったことを伝えるだけです。しかし、 誰かが貴社のページとどのように相互作用したのか、 なぜ離脱したのかはわかりません。
ユーザーエクスペリエンス、サイトコンテンツ、ユーザーエンゲージメント、ページレイアウトに問題があり、調査が必要かもしれません。あるいは、ランディングページがユーザーの目的に合っていないか、混乱を招いている可能性もあります。
測に頼るのではなく、実践的なステップを踏んで、高い直帰率の背景に何があるのかを確認し、問題を解決する方法を示すパターンを明らかにする必要があります。
ユーザーインタラクションの背後にある「何」と「なぜ」の両方を理解するには、ウェブ解析と行動インサイトを1つにまとめることができるContentsquareが役に立ちます。
✅ 問題領域の特定:ジャーニー分析を用いて、直帰率や離脱率の高いページを特定
✅ 何が起きているかを確認: ヒートマップを使って、ユーザーがどこをクリック、スクロール、または躊躇しているかを可視化
✅ ユーザーの声を聞く:終了意図調査離脱直前にフィードバックを収集
✅ 実際の体験をリプレイで見る:セッションのリプレイ見て、直帰する前のユーザーの行動を正確に確認
✅ インサイトを統合:収集したインサイトを使用して、定量データと行動インサイトを結びつけ、フリクションを明らかにし、自信を持ってサイトを最適化
直帰率を減らすための万能の解決策はありません。しかし、直帰率がどのようなもので、どのようにコンバージョン率最適化 (CRO)戦略に反映させることができるかを知ることは、ウェブサイトを確実に成功に導くのに役立ちます。
直帰率に関するFAQ
直接的な影響はありません。一つの理由として、Googleは直帰率を検索順位(SERP)の決定要因として重視していないと明言しているからです。
しかし、直帰率の高さは検索エンジンに対して次のようなシグナルを送る可能性があります。
ウェブサイトが、ユーザーにとって価値のある関連性の高いコンテンツを提供できていない
ページの読み込み速度の遅さやモバイル最適化の不足など、他のSEOやユーザーエクスペリエンス(UX)における課題の兆候だと考えられる
そしてこの2点こそ、Googleが間違いなく重視している要素なのです。
![[Author] Madalina Pandrea](http://images.ctfassets.net/gwbpo1m641r7/1CsEcp2v6jB6JAqrI9HDBa/76e37b242f67b2f063d657169afc559d/image.png?w=3840&q=100&fit=fill&fm=avif)
フリーランスのコンテンツライターであるマダリナ・パンドレアは、B2B SaaSやマーケティング企業に向けた、プロダクトの魅力を引き出すストーリーテリングを専門としています。 複雑な概念を、誰にでもスッと入り込む魅力的なコンテンツへと噛み砕き、絶妙なバランスでブランドの個性を効かせるのが持ち味です。執筆活動から離れると、昔からのマーベルファン、SF読書家、そしてこよなく猫を愛する一面も持ち合わせています。
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