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デジタル顧客体験の最新潮流を知りつくす!「CX Circle Tokyo 2023」

CX Circle Tokyo 2023
デジタル顧客体験の最新潮流を知りつくす!「CX Circle Tokyo 2023」 — Cover Image

【CX Circle Tokyo 2024開催決定】6月5日(水)TOKYO NODEにてお待ちしています!(イベント詳細__はこちらから)

Contentsquareが2023年6月28日に開催したCX(顧客体験)の大型イベント**「CX Circle Tokyo 2023」**。「明神さま」として江戸時代から親しまれる神田明神の境内に現れる現代的なホールは、まさにCXの「お祭り」にふさわしいロケーション。

最先端のデジタル顧客体験の改善と分析に取り組む各企業からスピーカーが揃い、約250名にのぼる参加者とともに、デジタル顧客体験の現在地とこれからが見えた一日となりました。

当日は、今年のCX Circle Tokyoのテーマである**「デジタル体験の新時代に踏み出そう」**の下、デジタル顧客体験分析に取り組む各企業やContensquareが10のセッションを行いました。各セッションの様子は記事またはオンデマンド動画で公開しています。ぜひご覧ください。

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また、「和×デジタルの未来」というコンセプトのアフターパーティーでは、和太鼓演奏を皮切りに、ロビーにお祭りの屋台が立ち並び、カスタマーアワードの表彰や当日実施したSNSキャンペーンの表彰を行いました。参加者同士が活発に交流する機会となり、会場は情報交換やディスカッションをする声にあふれ、楽しい雰囲気に包まれていました。

カンファレンスでトレンドと知見を共有

CX Circle Tokyo 2023のカンファレンス・パートは、10本のセッションで構成され、CXに取り組む各界のリーダーや実践者たちがトレンドや知見を共有しました。当日の流れにそって、各セッションを紹介します。

1. ようこそ、Experience-Led Growthの時代へ

伊奈 憲一郎(Contentsquare Japan カントリーマネージャー)

デジタルエクスペリエンス・ベンチマークレポート」を紐解きながら、アフターコロナのEC業界の現状分析を分析し、顧客が抱えるフラストレーションやCX改善への投資価値について語りました。

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2. 創業58年目のキューサイが仕掛ける、“ウェルエイジング”な世界の実現~リブランディングとデジタルで、通販ビジネスに変革を起こす~(キューサイ)

佐伯 澄氏(キューサイ代表取締役社長)

「ウェルエイジング」を掲げたリブランディングからECリニューアルを展開。

深い顧客理解から価値を生み出すために、自社独自のヒューマンダイアモンドと顧客分析を組み合わせた大きな変革について語りました。

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3. Qualtricsを活用してビジネスインパクトをもたらすパーソナルなデジタル体験を実現(Qualtrics)

秋吉 範隆氏(クアルトリクス シニアソリューションエンジニア)

Qualtricsの分析ツールを利用することで、従来収集している業務データと調査から得られる体験データを組み合わせ、ビジネスの課題、伸びるポイントを把握し、UXを改善することができます。

ECにおける実際の改善例を交えて、調査から改善アクションまでのプロセスが紹介されました。

4. 業界・立場の異なるリーダーが語る“いま取り組むべきCX”(三井住友カード×キューサイ)

山田 かおり氏(三井住友カード マーケティング本部 IT戦略部 部長)岩﨑 暖氏(キューサイ EC販売部 CX企画グループ チームリーダー)岡山 奈央(Contentsquare Japan アカウントエグゼクティブ)

クレジットカードを中心とした金融サービスの三井住友カードと、ウェルエイジングを掲げてリブランディングに取り組むキューサイ。

三井住友カードは、フリクションレスな体験の提供のためにUXを改善しようと行動分析を行なっています。

一方、キューサイは、ECのリニューアルに際して行動分析を導入しました。顧客とサービスの関係性が異なる2社がそれぞれのデジタル行動分析への取り組みについて意見を交わしました。

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5. ブランドの顧客体験向上に対するfreeeのアプローチ(freee)

恩田 真澄氏(freee セントラルマーケティング)

freeeでは、自社のオウンドメディア「バックオフィスの基礎知識」において、CXやアクセスの改善のためにABテストツールを活用しています。

従来の利用サービスの終了に伴い、どのように新規テストツールを選定したかの事例が紹介されました。

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6. Contentsquareプロダクトセッション

沖本 篤史(Contentsquare Japan シニア・ソリューションコンサルタント)

方 煥杰 (Contentsquare Japan シニア・ソリューションコンサルタント)

Contentsquare Japanのシニア・ソリューションコンサルタント2名がContentsquareの主要機能について解説しました。

カスタマージャーニー分析、エラーやサイトパフォーマンスのモニタリング機能、AIドリブンでインサイトを得られるCS Insightなど、実際の画面で数々の強力な機能についてデモを行いました。

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7. 2023年、DXは“デジタルエクスペリエンス“へーーGDOと再評価する顧客体験改善価値(ゴルフダイジェスト・オンライン)

志賀 智之氏(ゴルフダイジェスト・オンライン 執行役員 CMO/CIO)

鎌田 洋介氏(ギャプライズ CXO事業部 カスタマーサクセスチーム マネージャー)

堀井 健一郎(Contentsquare Japan アカウントエグエクティブ)

ゴルフダイジェスト・オンラインが提供するアプリのUXを改善するために、Contentsquareのセッションリプレイなどを活用し、ユーザー体験を詳細にトレースし、問題点を発見し、アクションへ。

実際のユーザー行動を把握することで、マーケターと開発チームの目線をユーザーに揃え、UX改善を成功に導いたプロセスが紹介されました。

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8. EC事例を徹底解説!CXのあるべき姿(DearOne)

安田 一優氏(DearOne マーケティング部 ゼネラルマネージャー)

NTTドコモのグループ会社でデジタルマーケティングに取り組むDearOne。自社独自のフレームワーク「Growth Marketing」を活用し、どのようにコンバージョンを増加させたのか。

ユーザー理解を深めるためのデータ分析についてなど、分析の詳細なプロセスが安田氏により解説されました。

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9. 年間300回以上のABテストを実施するエイチームが実践する成功するWebサイト改善の進め方とそのための組織作りのポイント(エイチームライフデザイン)

木村 佳史氏(エイチームライフデザイン プロモーションマーケティング本部 本部長)

エイチームが運営するサービス比較サイト「イーデス」において、大幅なコンバージョン率アップに寄与したABテストとPDCAサイクルについて、また、ウェブサイト改善に取り組むための組織を成長させるために実施したポイントについて、エイチームの木村氏が詳しく紹介しました。

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10. 生成AIが興隆する今、顧客体験価値はどう変わる?「アフターデジタル」著者・藤井氏が語る(ビービット)

藤井 保文氏(ビービット 執行役員CCO)

話題の生成AIを正確に理解するためのAIにまつわる基礎知識、またGPTの登場がもたらすインパクトや意味、それを活用して生まれる価値について、『アフターデジタル』の著者である藤井氏が語りました。

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アフターパーティーでネットワーキング

CX Circleの大きな魅力が、業界や職種を超えて、デジタル顧客体験にかかわる仲間とネットワーキングできること。その機会のひとつが、カンファレンスに続くアフターパーティです。

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今回は「和×デジタルの未来」をテーマに、和太鼓パフォーマンスと鏡開きでスタート。

会場にはたこ焼きや綿あめなどのお祭りの屋台が並び、参加者はフードを楽しみながら情報交換やディスカッションに花を咲かせました。

また展示エリアにはContentsquareとパートナーであるギャプライズのブースや、SNSスポットも設置され、賑わっていました。

カスタマーアワードは2つの賞をそれぞれ3社・3人が受賞

さらに今回は、「コンテンツスクエア・カスタマー・アワード」も発表しました。

これは、Contentsquareを活用して顧客体験の改善に日々取り組まれているユーザーの中から、特に抜きん出た活用をいただいた企業と個人を表彰するものです。

1つ目の賞は「CX-led Organization Award」です。組織的に大きな規模でContentsquareを利用している企業を表彰するもので、直近6カ月間の実利用データに基づいて選出しています。

顧客体験を事業推進の中心に据えた「CX-ledな組織(Organization)」を体現する3社に贈呈されました。

2つ目の賞は「Contentsquare Master Award」です。Contentsquareを日本で利用しているユーザーの中で、最も長い時間デジタル顧客体験の分析に取り組み、深い洞察を得られている実践者を個人として表彰するものです。

この賞も、直近6カ月間の実利用データに基づいて選出しています。日本における、まさに「コンテンツスクエア・マスター」である3人の方々に贈呈されました。

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Contentsquare Master Awardを受賞したゴルフダイジェスト・オンラインの濱田 麻里氏

SNSキャンペーンの結果発表

今回のCX Circleでは、SNS投稿キャンペーンも実施されました。

参加者が会場の写真や講演の感想をハッシュタグ「#CXCircleTokyo」とともにX(旧Twitter)やLinkedInに投稿し、複数の観点で秀でた投稿者それぞれに賞品を贈るというものです。

ぜひ実際の投稿を、こちらで確認してみてください。

高い参加者満足度からうかがえた、デジタル顧客体験分析への期待とその可能性

こうして2023年度のCX Circle Tokyoは幕を閉じました。参加者の皆さまにアンケートで「仕事の役に立つか」という観点でイベントとしての満足度を聞いたところ、10段階で平均8.4と高い評価を受けました。

この結果からも、デジタル顧客体験がさまざまな業界・業種においてビジネスパフォーマンスを左右する重要な要素になっていること、そして、データに基づいて顧客体験を分析し、改善の速度と成果を高めていく「デジタル顧客体験アナリティクス」への期待がうかがえます。

コンテンツスクエアは今後も、CX Circle以外にもさまざまなイベントコンテンツを通じて、デジタル顧客体験の向上に取り組むリーダー/実践者コミュニティの皆さまのお役に立つ情報を提供してまいります。

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