Specsavers がContentsquareを利用してコンバージョン率を33%向上させた方法

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Specsaversについて

Specsavers は、世界中に 2400の店舗を持ち、38000人以上の従業員を抱える国際的な眼鏡・オーディオ小売業者です。デジタル分析およびSEOのグローバル責任者であるJames Saukinsey氏が率いるチームが対応する地域のマーケティングチームによって、グローバル全体で12のウェブサイトが運営されています。

デジタル分およびSEOチームは、デジタルジャーニー、ユーザー行動、ウェブサイトパフォーマンスのモニタリングと分析を担当しています。これは、グローバルウェブサイトが最適化され、アクセス可能で、インデックスされ、Googleによって容易に検索可能であることを測定し、検証することを含みます。

課題

オンライン上でユーザーにクラス最高のデジタル体験を提供することに重点を置くJames氏のチームは、次のようなことを望んでいました。

1. ユーザー行動やジャーニーについて、より深い包括的な理解を得ること

2. ウェブサイト速度などのウェブパフォーマンス指標が主要なビジネス指標に与える影響を測定し、定量化すること

チームはすでにさまざまなウェブパフォーマンスツールを導入していましたが、行動とパフォーマンスの両方のデータ分析をまとめて閲覧できる、より包括的なソリューションが必要でした。

Contentsquareを導入する前は、コアウェブバイタルのようなウェブサイトのパフォーマンス指標とコンバージョンを結びつける方法がありませんでした。Contentsquareを利用することで、データに基づいた意思決定ができるようになり、ユーザー行動に対する変化の直接的かつ定量的な影響を確認できるようになりました"

James Saukinsey氏

デジタル分析およびSEO グローバル責任者

改善策

Specsavers は、リアルユーザーモニタリング（RUM）と合成モニタリングの両方を組み合わせて、ウェブパフォーマンスの詳細なインサイトを提供するContentsquare の**スピード分析**をグローバルで実装することを決めました。

同時に、Contentsquare のデジタル体験分析クラウドである**CS Digital**の実装を、すでに実装していた3つのウェブサイト以外にもグローバルに拡張しました。

「複数の市場で新しいプラットフォームを展開することは常に困難が伴いましたが、Contentsquareの対応により、複数の市場で新しいプラットフォームを展開することが可能になりました」

Contentsquareの導入に成功したことで、Specsaversはユーザーの行動データとウェブサイトのパフォーマンス指標を組み合わせて、コンバージョンや直帰率などの主要指標に対するウェブサイトのパフォーマンスの影響を簡単に定量化できるようになりました。

さらに、1つのスムーズなプラットフォームで作業できるようになったことで、ジェームズのチームはより効率的に作業できるようになりました。

「行動とパフォーマンスのデータを分析するために、別々のログインで2つの別々のツールを使用するのではなく、1つのツールですべてを行うことができるようになりました。その結果、当社の作業は大幅に効率化されました」

バックエンドの再構築：サイトスピードがコンバージョンに与える影響の測定

James氏のチームは、バックエンドのPHPプラットフォーム再構築プロジェクトの開始前に、Contentsquareを使用してウェブサイト全体のコアウェブバイタルのチェックを行い、比較のためのパフォーマンス数値のベースラインを確立しました。また、コアウェブバイタルのスコアが良いユーザーと悪いユーザーをセグメント化するために、実際のユーザーモニタリングも設定しました。

アップデートの本番後、Contentsquareのスピード分析によって、チームは、「Contentsquareなしでは不可能だった」とJames氏が言うように、サイトスピードの遅さがコンバージョンに与える影響を定量化することができました。

James氏と彼のチームは、LCP（Largest Contentful Paint：ページをいくつかのブロック要素で分けた中で最も読み込み容量が大きい要素のこと）のスコアが最も遅いユーザーは、すぐにサイトを離れる可能性が高く、コンバージョンに至る可能性が低いことを確認できました。その上、Contentsquareは、より速いサイトスピードを体験したユーザーは、CTAをクリックする可能性が高く、コンバージョン率が高く、より直線的なジャーニーをたどることを示しています。

改善結果

Contentsquareでの分析により、Specsaversは主要なビジネス指標におけるバックエンドプラットフォームの更新の影響を定量化することができました。また、低速接続（※）のユーザーのウェブサイトパフォーマンスが大幅に改善されました。

• 眼鏡予約のコンバージョン率：33%増加

• Eコマース購入率：24％増加

• 直帰率：25%減少

※LCPが4 秒以上、FCPが5秒以上、TTFBが1.2 秒以上のページがあったセッションは全体の33%でした。

次のステップ

Specsaversでは、CMSのアップグレードからEコマースシステムの移行まで、さらなるプラットフォームの再構築プロジェクトが控えています。Contentsquareは、これらのプロジェクトがSpecsaversの顧客体験に与える影響を測定し、顧客体験の向上を支援するという重要な役割を果たします。