課題
靴の製造と小売を展開する英国ブランド、ClarksがContentsquareへの切り替えにおいて重視した点のひとつは、新しいウェブサイトのデザインとレイアウトの最適化でした。同社がContentsquareの顧客体験分析ツールを使って新サイトでのユーザーフローを分析したところ、商品詳細ページの中のカートに商品を追加するタイミングで、訪問者が多数離脱していることが判明しました。
解決策
その後、Clarksでは商品ページでの訪問者のインタラクションをより深く理解するため、Contentsquareのゾーンベースのヒートマップでページ上の要素ごとのクリック率を確認。同社チームは、商品をカートに追加する上で必須のステップである足幅選択ツールよりも、サイズや「カートへ追加」ボタンを操作している訪問者の方が多いことに気づきました。
成果
こうした行動を受けて、Clarksチームでは、顧客が不満を感じる点を排除し、訪問者がカートへ商品を追加しやすくなるようにしました。例えば、足幅が1種類しかない靴は、足幅を事前に選択するように。これにより、「カートへ追加」する訪問者が大幅に増加し、この1点の改善だけでおよそ110万ドルの年間経常収益増加が実現しました。
「リソース面で、Contentsquare導入の最大のメリットは時間だと言えるでしょう。こうしたレベルのインサイトを獲得して、有用なテストを多数実行するとなれば、通常、フルタイム勤務のスタッフが少なくとも追加で3人は必要となるところです。ですが、Contentsquareを代わりに活用することで、デジタルチーム全体でインサイトを活用することができています。」
Craig Harris, Head of Performance Analytics, Clarks