ウェブサイトの訪問者がどのようにサイトを使用しているのか、ジャーニーのどこで行き詰まったりイライラしたりしているのか、どこでジャーニーから完全に離脱しているのか、知りたいと思いませんか?
Microsoft ClarityとContentsquareはどちらも、このような情報を提供するコア分析ツール(セッション リプレイとヒートマップ)を無料で提供しています。
ただし、Clarityは完全に無料ですが、拡張性、データの所有権、データから得られる価値に関して重大な制限があり、これらはすべてビジネスにとって致命的なポイントとなる可能性があります。
対照的に、Contentsquareはスケーラブルな価格プランを提供し、Voice of Customer(VoC、顧客の声)ツールやジャーニー分析、収益へのインパクト定量化、専用サポートなど、付加価値をもたらす多様な機能を備えています。これらはすべて、ビジネスの成長を支援するためにデザインされた単一プラットフォームに統合されています。(さらに、Contentsquareではデータの完全な所有権を取得できます。)
まだ迷っている方のために、ビジネスの目標達成において最も重要な機能について、Microsoft ClarityとContentsquareを詳しく比較してみましょう。
主なポイント
Microsoft Clarityは、ヒートマップ、セッション リプレイ、基本的なファネル分析を提供する無料の行動分析プラットフォームです。
一方、Contentsquare は、Experience Monitoring、Experience Analytics、Product Analytics、VoCを組み合わせ、あらゆるデジタルインタラクションを測定可能なビジネス成長に変える、スケーラブルなエクスペリエンス・インテリジェンス・プラットフォームです。
特徴
ClarityとContentsquareの両方で、ヒートマップとセッションリプレイを無料で使用できますが、ContentsquareはAI手動のジャーニー分析や収益へのインパクト定量化を含む、高度な機能も提供しています。
また、どちらもファネル分析を提供していますが、Contentsquareでのみ、離脱による収益への影響を定量化し、ファネルを並べて比較できます。
ContentsquareにはVoCツールとユーザーテスト機能が含まれていますが、Clarityは行動分析のみに焦点を当てています。
Clarityがセッション分析でAIによる基本的なインサイトを提供する一方、ContentsquareのAIは最適化の機会を自動的に見つけ、次のステップを提案します。
スケーラビリティ
Clarityの上限は1日あたり10万セッションですが、Contentsquareの無料プランでは月間2万セッションまで追跡できます。(より大規模な組織向けのGrowthプランでは、月間1000万セッションまで拡張可能です。)
データの所有権とガバナンス
Contentsquareではデータの完全な所有権が得られますが、Microsoftの規約では、Clarityのデータを独自の目的で使用する権利がMicrosoftに付与されています。
ContentsquareではGDPRに基づいてデータを個別に削除できますが、Clarityではユーザーのデータ要求に応じるためにプロジェクト全体を削除する必要があります。
インテグレーション
どちらもGoogle Analyticsと連携できますが、Contentsquareはその他にもJiraやSlack、Microsoft Teamsなど100以上のツールと接続できます。
サポート
Clarityではサポートが保証されていませんが、Contentsquareでは無料プランと有料プランの両方でサポートが保証されています。
ContentsquareとMicrosoft Clarityの比較:主な違い
ContentsquareとClarityはどちらも、ユーザーの行動を理解するのに役立つ独自の機能を提供していますが、一番重要なのは、どちらがビジネスとその目標達成に最も適しているかということです。
一般的なユースケースについて、ClarityとContentsquareを比較してみましょう。
一般的なビジネスゴールとユースケース | Contentsquare | Microsoft Clarity |
|---|---|---|
障害や技術的な問題の可視化 | 非常に強力 | 中レベル |
収益への影響に基づく修正項目の優先順位付け | 非常に強力 | - |
コンテンツ体験とエンゲージメントの向上 | 非常に強力 | 非常に強力 |
より優れたプロダクトの作成およびユーザーによる利用と成長の促進 | 非常に強力 | - |
マーケティング施策による顧客獲得の強化 | 非常に強力 | - |
顧客からのフィードバックの収集とその分析による顧客満足度の向上 | 中レベル | - |
以下を必要とする場合はContentsquareをお薦めします。
行動データとユーザーフィードバックを組み合わせた完全なデジタル体験インテリジェンス
改善事項の優先順位を決定するための判断材料となる収益への影響分析
エンタープライズグレードのプライバシー管理と実用的なGDPRコンプライアンス
カスタマージャーニー全体にわたる包括的なインサイト
以下の場合は、Microsoft Clarityをお薦めします。
基本的なセッションリプレイとヒートマップに主眼を置いている。
高度なプライバシー管理や個々のユーザーデータの削除を必要としない。
専門のサポートや高度なインテグレーションを必要としない。
結局のところ、ClarityとContentsquareの主な違いは、それらが提供する機能というよりも、それらを使用して達成できる成果にあります。
Clarityは、ユーザー 体験の要素を理解するのに役立つ信頼できる基本的なデジタル体験分析ツールを提供しますが、Contentsquareは、ユーザー行動データを収益に直接影響を与える実用的なインサイトに変換します 。
これは、ビジネスが拡大し、成長を促進するために顧客体験をより深く理解する必要が生じる際に、特に重要となります。
ContentsquareとClarityの両方が得意とする分野
まず、Microsoft ClarityとContentsquareの共通部分を確認し、その後で、どちらかを使用した場合に何を達成できるのかについて説明します。
ヒートマップとセッションリプレイ
ClarityとContentsquareはどちらも、ユーザーがサイトやアプリをどのように使用しているかを理解するのに役立つ、強力なヒートマップの可視化ツールを提供しています。ヒートマップには以下が含まれます。
ユーザーがクリックやタップした場所を示すクリックマップ
任意のページで訪問者がどこまでスクロールしたかを示すスクロールマップ
ページ要素のインタラクションデータをグループ化するエリア/ゾーンマップ
データをセグメント化する高度なフィルタリングオプション
ユーザーのフラストレーションポイントを特定するレイジクリック検出
ABテストやさまざまなトラフィックソースの分析に役立つ、ヒートマップの横並び比較
ContentsquareのProプランとEnterpriseプランのユーザーは、以下を含むビジネスにとって非常に重要かつユーザーフレンドリーな機能を利用して、さらに高度なヒートマップ分析を行うことができます。
各ページ要素の収益アトリビューションとコンバージョン指標
ContentsquareのChrome拡張機能CS Liveを使用したライブ分析
顧客がフォーム入力に苦労している場所とその理由を特定する、組み込みのフォーム分析機能
![[Visual] zoning-analysis-in-Contentsquare](http://images.ctfassets.net/gwbpo1m641r7/1k0yJInevfgfOWMn7RN0EC/f5e0c306a7b58ce1a5582cf17e6a323d/zoning-analysis-in-Contentsquare.png?w=3840&q=100&fit=fill&fm=avif)
Contentsquareのヒートマップによって、どの要素が収益を牽引しているかを正確に把握できます。
セッションリプレイは、個々のユーザーのブラウジングセッションを再現するものです。ClarityとContentsquareはどちらも、以下のような強力なセッションリプレイ機能を提供しています。
ユーザーのクリック、スクロール、マウス操作の録画
録画のフィルタリングと検索機能
セッション中の自動エラー検出
機密性の高いデータのプライバシーマスキング
ただし繰り返しになりますが、Contentsquareのセッションリプレイは以下を含む、Clarityよりも高度な機能を提供します。
AIによるセッションの優先順位付け:フラストレーションスコア分析を使用して、チェックする価値の高いセッションを自動的に表示します。
インパクト定量化:セッションでの行動が全ユーザーのコンバージョンと収益に与える影響を確認します。
高度なプライバシー管理:企業のコンプライアンスのための、きめ細かな権限とデータガバナンス。
クロスジャーニーコンテキスト:セッションリプレイをジャーニー分析にシームレスに接続し、個々のセッションが、より大きな顧客の経路にどのように適合するかを示します。
技術診断:詳細なネットワークウォーターフォール、コンソールログ、エラートラッキングによる迅速な問題解決。
コラボレーション機能:チームによる注釈、共有、JiraやLinearのような一般的なワークフローツールとの連携。
遡及検索:特にトラッキングをしていなかったとしても、過去のセッションを横断してテキストやエラーを見つけられます。
![[Visual] Contentsquare-session-replay](http://images.ctfassets.net/gwbpo1m641r7/2HPGznwqP1cobKSLM0Q3xN/ededb09ac46e5310e98524b2e12b97d3/Contentsquare-session-replay.png?w=3840&q=100&fit=fill&fm=avif)
Contentsquareのセッションリプレイ
AIによるインサイト
ClarityとContentsquareはどちらもAIを活用して分析を強化し、時間を節約します。
以下はMicrosoft Clarityの主なAI機能です。
セッションリプレイの自動要約
ヒートマップの要約
Microsoft Copilotを使用するデータチャット
これらは、特に無料ツールとしては便利な機能ですが、Clarityが収集したデータの分析にのみ使用できます。
対照的に、ContentsquareのAI機能は、以下を含むカスタマージャーニーのあらゆるユーザーインタラクションやタッチポイントで活躍します。
Voice of Customer(VoC、顧客の声)のためのAI
最も効果的なアンケートの質問を自動生成
フィードバックのセンチメントを自動的に分析してタグ付け
定性的なアンケートの回答を基に次のステップを提案
Senseアシスタントとチャット
コンバージョンやエンゲージメント、リテンション、その他の必要な指標について、シンプルな言葉で質問するだけで回答が得られる
裏付けするチャートや説明を生成
次のアクションに関する細かいステップのガイダンス
スマートなダッシュボードと自動生成されるインサイト
問題領域と主要トレンドを自動的に特定
必要な方法でスマートアラートと推奨アクションを受け取る
ContentsquareのChat with Senseを使用してデータとチャットできます。
Clarityはセッション分析のための基本的なAIアシスタンスを提供する一方、Contentsquareの包括的なAIは、ユーザーの行動を理解するためだけでなく、それらのインサイトをデジタル体験全体にわたる測定可能な改善に変換するのに役立ちます 。
インテグレーションと基本的なフィルタリング
Microsoft ClarityとContentsquareはどちらも、以下を含む一般的なサードパーティプラットフォームとのインテグレーションを提供しています。
Google Analytics
Shopify
AB Tasty
Optimizely
ContentsquareはJiraやAsana、Slack、MicrosoftTeamsをはじめとする100以上のアプリと連携できるため、チームは既存のワークフローにデジタル体験に関するインサイトを取り入れ、信頼できる一元化された情報源を維持し、データに基づいてより迅速に行動することができます。
ClarityとContentsquareのツールはどちらも、基本的なフィルタリング機能を備えているます。そのため、サードパーティデータをさらに深く掘り下げ、例えば異なるトラフィックソースからのユーザーがサイトでどのような操作をしているかを分析したり、さまざまなデバイスタイプ間で行動を比較したりすることができます。
ファネル分析
Microsoft ClarityとContentsquareはどちらも、ユーザーが重要なコンバージョン経路のどこで離脱するかを理解するのに役立つファネル分析機能を備えており、以下を行うことができます。
カスタムファネルを作成し、複数ステップのコンバージョン経路を追跡する。
コンバージョン率とステップ間での離脱を確認する。
ファネルステップをセッションリプレイと結び付け、離脱やコンバージョンの発生理由を調べる。
Clarityでは、URL訪問イベントやスマートイベント(カートに商品を追加するなど)に基づくシンプルなファネルの可視化が可能ですが、Contentsquareでは、さらに以下を行うことができます。
AI手動の分析により、隠れたフリクションポイントやファネルの機会を自動的に可視化する。
よりきめ細かなフィルタリングオプションを使用してファネルデータをセグメント化する。
各ファネルステップでの収益への影響を直接定量化し、それに基づいて修正するファネルの優先順位を決定する。
セグメント間のファネルを横並びで比較する。
ジャーニー分析との連携により、セッションリプレイだけでは分からない、ファネル離脱の完全なコンテキストを把握する。
![[Visual] funnel-analysis-in-Contentsquare](http://images.ctfassets.net/gwbpo1m641r7/54wqippOGkxHsJp3dO0xU5/5dc87604d0aef8a3940be461c47f91b5/funnel-analysis-in-Contentsquare.png?w=3840&q=100&fit=fill&fm=avif)
Contentsquareでコンバージョンファネルを分析できます。
良心的な価格
Microsoft ClarityとContentsquareはどちらも無料版を提供しており 、中小企業(SMB)の80%にとって十分な量のセッションを追跡できます。無料のプラットフォームを求める企業にとっては、どちらも優れた選択肢です。(Contentsquareの料金ページはこちら )
ただし、価値とは価格だけを意味するのではなく、ROIに関係することに留意する必要があります。
Microsoft Clarityは永久に無料ですが、1日あたり10万セッション、ヒートマップあたり10万ページビューという厳格な制限があり、拡張オプションはありません。ある時点で、ページビューや機能の制限にぶつかることが予想されます。
対照的に、Contentsquareはビジネスの成長と共に拡張できる柔軟なオプションを提供しています。
以下はそのオプションです。
利用開始に最適な無料プラン (月間2万セッションまで)
月間7000セッションから1000万セッションまで拡張できるExperience Analytics Growthプラン
無制限に拡張できるEnterpriseプラン
成長に応じて、以下を含む追加機能を利用できます。
インパクト定量化と高度なフィルタリング
エンゲージメントゾーンによって強化されたヒートマップ
より広範な連携機能
高度なAI主導のインサイト
ClarityとContentsquare はどちらも中小企業に適していますが、Contentsquareはスタートアップからエンタープライズレベルまで、成長のあらゆる段階で企業の分析ニーズをサポートできる価格体系とアーキテクチャを提供します。
Contentsquareのお客さまからは、コンバージョンの増加や開発コストの削減、チームの作業効率の向上によって、ROIが急速に上昇しているというコメントをよくいただきます。
「Contentsquareへの投資は、顧客のペインポイントの特定だけでなく、それが発生する理由まで把握することで、すぐに回収できます。こうしたインサイトは、顧客のニーズに合わせてウェブサイトを最適化し、顧客満足度を向上させ、最終的に顧客獲得を促進する上で非常に貴重です」
— TotalEnergies社 パフォーマンスマーケティング&セール担当マネージャー Dirk Biesmans氏
Clarityが最も得意とする分野
モバイルアプリのセッションリプレイ
ContentsquareのExperience Analytics Growthプランでは提供されていない、Microsoft Clarityの際立った機能のひとつがモバイルアプリのセッションリプレイです。そのため、アプリ体験を最適化するための無料ソリューションが必要な場合は、Clarityは確かな選択肢となります。
ただしContentsquareは、Product Analyticsの無料プランと Growthプランの両方を通じて、中小企業向けにモバイルアプリ分析を提供しています(Heapを使用)。
さらに、ビジネスが拡大し、モバイルの最適化が優先される場合は、大企業向けに信頼性が高いモバイルアプリ分析を提供するContentsquareのエンタープライズソリューションがお薦めです。
ContentsquareのGrowthプランにはあって、Microsoft Clarityには欠けている要素
Microsoft Clarityは堅実な分析ツールですが、いくつか深刻な制限があり、これらはContentsquareによって解決できます。
定性的なツールの欠如
限られたデータガバナンス機能
拡張オプションの制限
基本的な視覚化機能しかないため、実用的なインサイトを大規模に導き出すのが困難
以下では、Clarityでは得られないものの、Contentsquareのプラットフォームで利用可能な、成長を促進する強力な機能を紹介します。
顧客フィードバックの収集
Clarityはユーザーの行動を把握するのに役立ちますが、Contentsquareは行動の背景にある「理由」を理解するのに役立ちます。
当社のGrowthプランでは、強力な行動分析と、ユーザー調査およびフィードバックウィジェットによる直接的なVoCフィードバックを組み合わせ、顧客体験の全体像を把握できます。
以下では、顧客からのフィードバックを収集し、それに対応する方法を紹介します。
AI主導のアンケート作成:目標に基づいて関連性の高いアンケートを自動的に生成します。
戦略的なフィードバック収集:カスタマージャーニーの重要なポイントで、離脱の意図調査、NPS®調査、フィードバックのボタンを追加します。
瞬時に取得できるインサイト
すべてのフィードバックについてセンチメントを自動的に分析
トレンドトピックと共通のペインポイントを特定
フィードバックをユーザーの行動に直結
ユーザーの不満が収益に与える影響を定量化
Contentsquareの真の威力は、フィードバックと分析データを組み合わせることで発揮されます。
フィードバックに基づいてユーザーをセグメント化し、彼らの行動の流れを分析する
満足している顧客と不満を感じている顧客の行動を比較する
顧客満足度を最も損なうユーザー体験の問題を特定する
顧客のセンチメントとビジネスへの影響に基づいて改善事項の優先順位を決める
このような包括的なアプローチにより、収集したフィードバックを実用的なインサイトに変換し、顧客体験を大幅に改善できるようになります。
![[Visual] nps-survey-results-Contentsquare](http://images.ctfassets.net/gwbpo1m641r7/695PUA91x9RjSrFEJnn8s4/412d0c29784aa3aaf64fd05c3a548d25/nps-survey-results-Contentsquare.png?w=3840&q=100&fit=fill&fm=avif)
Contentsquareで顧客フィードバックを収集して分析できます。
ユーザーテストとインタビュー
実際のユーザーでデザインを検証する必要がありますか?Contentsquare のGrowthプランには、プロダクトチームやUXチームがデジタル体験を向上させるのに役立つ100回以上のインタビューとモデレーターなしのユーザーテストが含まれます。
これは、ユーザーからのフィードバックを直接収集するのに最適な出発点となり、上位プランではテスト規模をさらに拡大できます。
![[Visual] user-testing-in-Contentsquare](http://images.ctfassets.net/gwbpo1m641r7/2A9NGZolQeGXTrvGhcO7jN/0a88220300f78691847be9f4b87d3d14/user-testing-in-Contentsquare.png?w=3840&q=100&fit=fill&fm=avif)
Contentsquareでユーザーインタビューを実施できます。
Contentsquareはオールインワンのデジタル体験プラットフォームであるため、ユーザーのフィードバックと行動インサイトをシームレスに結び付けられます。顧客体験の改善に必要なすべての情報を単一プラットフォームに集め、一元化された情報源として活用できます。
ワンクリックで影響を定量化
セッションリプレイで興味深い行動を見つけ、それが例外的なものなのか、それとも優先して対応すべきものなのか、迷ったことはありませんか?ContentsquareのGrowthプラン、およびさらに上位のプランでは、セッションリプレイで任意の行動を選択し、 ワンクリックで頻度を定量化してトレンドを分析できます。
![[Visual] click-to-quantify-in-Contentsquare](http://images.ctfassets.net/gwbpo1m641r7/658WrXyPwCbaDFDPxVIHJe/d37cb9cb58e7508533cbfa8de6d48ff7/click-to-quantify-in-Contentsquare.png?w=3840&q=100&fit=fill&fm=avif)
Contentsquareでは、クリックひとつであらゆるインサイトを定量化できます。
ワンクリックで実行できるインパクト定量化は、ジャーニー分析やゾーンベースのヒートマップなど、他のContentsquareツールでも利用できます。
GDPR/CCPAに準拠するためのより実践的な方法
ContentsquareがMicrosoft Clarityよりも優れている重要なポイントのひとつとして、GDPRとCCPAに準拠しやすいことが挙げられます。
例えば、ユーザーがGDPRによって付与された権利を行使し、データの削除を要求した場合、Contentsquareでは、データセット全体を失うことなく個々のユーザーデータを簡単に削除できます。
一方、Microsoft Clarityのドキュメントには、ユーザーデータを削除するためにプロジェクト全体を削除する必要があると記載されています。つまり、GDPRに準拠し続けるためには、すべての履歴データを失うリスクがあることを意味します。
同様に、ユーザーが記録から除外されることを希望する場合、Microsoft Clarityのドキュメントには、これが不可能であることが記載されています。
データの所有権
ClarityとContentsquareのどちらを選ぶかを決める際に考慮すべき重要なポイントのひとつがデータの所有権です。
Microsoftの利用規約には、Clarityを使用する場合、ClarityのユーザーとMicrosoftがデータの共同所有者になることが明記されています。つまり、ユーザーがデータにアクセスできる一方で、Microsoftもデータに対する権利を有することになります。
以下は、Microsoftの言葉を引用したものです。
「お客様とMicrosoftは、本サービスに関連して処理される個人データの独立した管理者です。Microsoftは、本サービスに関連して収集した個人データを、Microsoftのプライバシー ポリシーに従い、本サービスの提供、レポート作成やパフォーマンス分析を含むMicrosoftの製品およびサービスの改善、広告を含む目的でのユーザープロファイルの作成など、あらゆる目的に使用することができます。また、Microsoftは本サービスに関連して収集した非個人データを、Microsoftの製品およびサービスの提供および改善のために使用する場合もあります。」
一方、Contentsquareでは、お客さまが唯一のデータの所有者として、データがどのように使用され、共有されるかをを完全に管理できます。詳しくは、 プライバシーセンターをご覧ください。
サポートと成功を保証
ContentsquareとMicrosoft Clarityは、どちらも優れたドキュメントとチュートリアルを提供しています。しかし、ソフトウェアを信頼してウェブサイトやプロダクトにおけるすべてのユーザーアクションを追跡している場合、実際の人間から質問に対する回答が得られることが重要です。
Microsoft Clarityでは、カスタマーサポートが一切保証されていませんが、 Contentsquareはさらに一歩進んで、無料ユーザーと有料ユーザーの両方にパーソナライズされたサポートを提供しています 。
また、一定規模以上のお客様には専任のカスタマーサクセスマネージャーを配置し、データとインサイトの活用を最適化してデジタル パフォーマンスの向上をサポートします。
「Contentsquareの最大のセールスポイントは、導入の容易さと充実したクライアントサクセスプログラムでした。オンボーディングとスキルアップの過程でContentsquareの専任の担当者からサポートが受けられると分かっていたので、導入を簡単に決断できました」
— Co-op社 eコマースマーチャンダイジング担当シニアマネージャー Gareth Cottiss氏
1日あたり10万セッションを超えるスケーラビリティ
Clarityは1日あたり10万セッションが上限で、カバレッジを拡大するオプションはありません。一方、ContentsquareのGrowthプランでは、それ以上の拡張が可能で、月間最大1000万セッションまで増やすことができます。
これは単に数字だけの問題ではなく、取得できるインサイトの質の問題です。
完全なデータカバレッジにより、以下が得られます。
ユーザーの行動を忠実に示す、より正確なヒートマップ
すてのカスタマージャーニーが考慮された信頼性の高いファネル分析
ニッチなオーディエンスグループに関するインサイトを明らかにする強力なセグメント化
GA4のような他の分析ツールとの完全な連携
完全なデータに基づいて決定をしているという自信
成功とともに成長するプラットフォーム
ビジネスの成長に伴い、データに関するニーズも拡大します。ContentsquareのGrowthプランは中小企業にとって最適な出発点ですが、Contentsquareの魅力は、お客さまのビジネスと共に成長できることにあります。
ビジネスの規模が拡大した場合、まったく新しいツールを習得することなく、高度な分析、ユーザージャーニーの追跡、コンバージョンに関するインサイトを利用できるエンタープライズソリューションにシームレスに移行できます 。
例えば、ContentsquareのEnterpriseプランでは、以下が可能です。
行動分析によって、ユーザーの行動を最終的な成果に結び付け、効果的なコンテンツを判断する。
コンバージョンを妨げている可能性がある技術的なエラーや読み込み速度の遅さ、フリクションポイントなど、ユーザー体験に関する問題を可視化する。
デバイスやセッションをまたいだ典型的なカスタマージャーニーに関するインサイトを取得し、顧客の維持率と生涯価値の向上につながる投資を優先させる。
動作の問題を定量化してコンバージョンや収益への影響を測定し、最大の効果をもたらす修正項目を優先させる。
こうした高度な機能を備えたContentsquareのエンタープライズソリューションによって、Clarityの無料ツール(または当社のGrowthプラン)では不可能な規模で成長を促進することができます。
ClarityとContentsquare:チームにとって最適な選択
デジタル体験の最適化において、ユーザー行動を観察できることは単なる第一歩に過ぎません。真の課題は、 このような観察から得られるインサイトを、測定可能な収益成長へと変換することです。
確かに、無料のセッションリプレイとヒートマップを提供するMicrosoft Clarityは、強固な基盤を提供します。しかし、ビジネスが成長するにつれ、データの取得だけでは足りなくなり、データの意味を理解し、さらに、それに基づいてどのような行動をとるべきかを理解することが必要になります。
その点、Contentsquareは基本的な分析機能以外にも、AI主導のインサイト、収益へのインパクトの定量化、VoCフィードバックなど、多彩な機能を1つのシームレスなソリューションに統合しています。
初めて最適化プログラムを開始する場合でも、企業全体の取り組みを拡大する場合でも、Contentsquareは、あらゆるユーザーインタラクションを成長の機会に変えるツールとサポートを提供します。
Contentsquareに関心がある方は、ぜひプロダクトの紹介動画をご覧ください。また、個別デモを通じて、お客さまのビジネスに最適なソリューションを提案します。デジタル体験を最大限に活用する方法を一緒に見つけませんか?
ContentsquareとMicrosoft Clarityの比較に関するよくある質問
![[Visual] Contentsquare's Content Team](http://images.ctfassets.net/gwbpo1m641r7/3IVEUbRzFIoC9mf5EJ2qHY/f25ccd2131dfd63f5c63b5b92cc4ba20/Copy_of_Copy_of_BLOG-icp-8117438.jpeg?w=1920&q=100&fit=fill&fm=avif)
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